当サイトではアフィリエイト広告を使用しています

大学中退・大卒・高卒の給料の違いと高収入企業に就職する方法

高卒・大卒・大学中退など、いろいろな学歴の方がいるでしょう。ところで学歴と給料には相関性があるのか気になるところです。そこでここでは、学歴と給料の違いについて、大学を中退した場合と卒業した場合とでは収入などの待遇面で違いがあるかについて見ていきます。

 

 

大学中退者が就職した時の年収データ(円グラフ・棒グラフ)

大学中退者が就職した時の年収をクラウドワークスというサイトで100人にアンケートを取ってみました。高卒のデータはありませんが、大学中退者だけでも参考までにご紹介します。円グラフと棒グラフは同じデータを使用していますので見やすい方をご覧ください。

 

大学中退者が就職した時の年収(棒グラフ)

 

大学中退者が就職した時の年収(円グラフ)

 

このアンケートは一番近い年収を選んでもらったものですが、グラフのデータを見ると年収200万円、300万円台が多くの割合を占めています。失礼な言い方になってしまいますが、200~300万円では決して裕福とは言えず、かなり出費を抑えなければならず、大変な生活になってしまうでしょう。この方々がどのような就職活動をしたのかまでは定かではありませんが、転職サイトなどを上手に活用して、出来る限り年収を引き上げることのできる方法で就職活動をすることが肝心です。

 

大卒・大学中退・高卒、学歴によって年収や給料はどれくらい違うの?

大学中退の場合の給料や年収は?

 

平成24年の「賃金構造基本統計調査」のデータによると、学歴で賃金に違いのあることは否めないようです。このデータの中で平均年収が高卒の場合男性458万5100円・女性294万5300円でした。一方大学・大学院卒の平均年収は男性648万1600円・女性443万4600円となりました。こうしてみると男性200万円・女性150万円近く、大卒と高卒とでは差があります。

 

気になる大学中退者の収入ですが、具体的な統計は取られていないようです。大学中退者の扱いですが、これは企業によって異なります。高卒と同じに扱う場合もあれば、在籍していた年次によっては短大卒や大卒と同じ扱いになる場合もあります。もし短大卒と同じ扱いになれば、先ほどの同じデータを見ると男性484万1300円・女性381万2100円でした。高卒よりは若干いいけれども、大卒と比較するとかなり低くなります。こうしてみると、大学中退者の場合大卒と比較すると給料は低くなると思った方がいいでしょう。

 

大学中退者でも高い給与、高年収な企業に就職するには

大学中退者が高収入を得るには

 

上で見たように大学中退者が大卒と引けを取らないほどの高年収を得るのは、決して簡単なことではないです。しかし、その一方で絶対に不可能かというとそうでもありません。大学中退者でも高収入の仕事を見つけるためには、主に3つの方法が考えられます。その3つの方法とは、

 

・平均年収の高い業界、職種に就職する

 

・人手不足の業界、職種、企業の求人情報を探す

 

・資格やスキルを活かす

 

です。そこで以下ではこの3つの項目をそれぞれ、詳しく見ていきます。就活の参考にしてみてください。

 

平均年収の高い業界、業種は?

大学中退者でも金融・保険は高収入可

 

まずは平均年収がもともと高い業界・業種にターゲットを絞る方法があります。業界全体の平均年収が高ければ、大学中退者でもそれなりの年収を稼げる公算が高いです。では具体的にどのような業界・業種が高収入なのでしょうか?ここでは厚生労働省による賃金構造基本統計調査の産業別データをもとにして解説します。

 

男性の場合、最も収入が高かったのは金融・保険業の466万円でした。続いて教育学習支援業の435万円、学術研究・専門・技術サービス業が397万円となりました。女性のランキングを見ると、若干順番は異なります。最も多かったのは教育支援業で304万円でした。続くのは情報通信業の300万円、3位は男性と一緒で学術研究・専門・技術サービス業の289万円となりました。男性の場合には金融業、女性であれば教育関係の仕事を探すと、高収入の可能性も高まります。

 

そのほかには本人の努力次第で高収入になる業種として歩合制を取り入れているところに狙いを絞る方法もあります。仕事の成果に応じて支払われるのが歩合制で、営業で多く採用されるシステムです。そのほかにはタクシードライバーや訪問販売、宅配会社の配送員なども歩合を導入しているところが多いです。

 

人手不足の業界や業種を見つけるには?

人手不足の業界のほうが高収入

 

人手不足の業界や業種を見つけることも大事です。人材が不足していると、とにかく確保するために好条件を提示することが多いためです。人材不足の程度をチェックするためには、有効求人倍率をチェックしてみましょう。人手不足になっている業界というと、いくつか候補が挙げられます。

 

まずはIT企業です。IT技術はいろいろな場面で必要とされ、マーケットも急拡大しています。しかしその反面、IT業界は人材不足の状況も慢性化しています。もしITに興味を持っているのであれば、求人情報を探してみるといいでしょう。ITの場合、未経験者では採用されないのではないかと思っている人もいるでしょう。しかし、プログラミングなどITに関する専門学校に通って基本的な知識・技術を得ていれば、採用される可能性は高いです。ベンチャー企業の募集も多く、経験はまだそれほどではなくても能力があれば、責任あるポジションでの仕事を任される可能性は高いです。収入だけでなく、やりがいを持って取り組めます。

 

高齢化社会が進んでいく中で、慢性的な人材不足が深刻化しているのが医療・介護業界です。特に介護は今後さらに人手が必要になりますから、高収入の案件も出てくる可能性は大いにあります。介護関係の資格を持っていれば、未経験者でも採用される可能性は高まります。介護の資格を生かしてキャリアアップし、最終的には管理職に昇格することも可能でしょう。また将来的には独立して仕事をすることも可能です。独立して安定して仕事を得られれば、思わぬ高収入を得られるかもしれません。

 

大学中退でも資格やスキルを活かして高収入

大学中退でも資格やスキルを活かして高収入

 

大学中退していずれ就職しなければならない、でももう少し先を予定しているのであれば、資格取得のための勉強をするのも良いでしょう。大学中退は卒業と比較すると学歴面でやはり不利であるのは確かです。しかし仕事に直結する資格を取得しておけば、即戦力になる可能性が高いと判断され、内定を取れるかもしれません。では具体的にどのような資格を取得するのがおすすめなのでしょうか?

 

まずは簿記です。企業は自分のお金を管理するにあたって、帳簿をつけているのですが、この帳簿をつけるにあたってはさまざまなルールがあります。このような帳簿をつけられる能力を有していることの証明となるのが、簿記です。簿記にはいくつか階級があるのですが、短期間で取得できるのは3級です。経理を目指すのであれば2級を取得するのが好ましいですが、簿記3級でも就活に役立てることは可能です。簿記は業種に関係なく必要とされる能力ですから、資格取得しておいて損はないです。

 

不動産業界への就職を検討しているようであれば、宅地建物取引士の資格がおすすめです。不動産の売買や賃貸の仲介をするときに欠かせない資格といわれています。不動産以外にも金融業、小売業のテナント開発などでも評価される資格であり、いろいろな業界で必要とされることから、就職率も高まります。宅地建物取引士の資格取得には、学歴などの条件を必要としません。だれでも取得を目指せるというのは、おすすめできるポイントの一つです。

 

通関士もおすすめの資格といえます。書類の作成や手続き代行に必要な貿易関係の国家資格になります。グローバル化がどんどん進んでいて、業界に関係なく海外とのビジネスが普通になりつつある昨今ですから、通関士を取得している人材は、多種多様な業界で必要とされるのです。海外取引を行っている商社、メーカーの輸出入部門などもありますし、通関業者に就職する選択肢も出てきます。また、海外相手のビジネスの場合、英会話も欠かせません。そこで英語力のあることを証明できる資格を取得するのもいいでしょう。たとえばTOEICなどは世界的な英語力のテストとして広く知られています。語学力を生かしたければ、TOEICの試験を受けるのもおすすめです。

 

先ほど紹介したように、急速にマーケット拡大のしているIT業界は大学中退者にもおすすめの業種です。ITには関連する資格がいくつもあります。ITの世界でキャリアアップしていきたいと思っているのであれば、このような資格を取得して専門性のあることをアピールしたいところです。ネットワークエンジニアを目指すのであればCCNA、Java言語のスペシャリストになりたければ、Oracle認定Java Programmer、情報セキュリティでキャリアアップしたければ、情報処理安全確保支援士などいろいろな資格があります。自分が将来どのような世界で仕事をしたいか、そのために役立つ資格は何かを考えてみることです。

 

おまけ:フリーターやニートなどに特化した就職支援サイトを使おう

大学中退者でも歓迎の就職支援サイトを使おう

 

企業が人材を採用するにあたって、学歴をまったくの見ないということはありません。高学歴の学生はいろいろな知識を持っていますし、大学に入れるだけの能力がある証明となるため、非常に魅力的な判断材料と言えるからです。しかし少子高齢化が進んでいる現在では、就労人口は今後しばらく低下し続けると見られています。そのような状態では、慢性的な人材不足に陥る業界・企業も出てくるはずです。この場合、とにかく必要な人材を確保するため大卒にこだわるのではなく、より広い人材を求めるところも出てくるでしょう。実際大学中退者でも熱意のある人物であれば、積極的に採用しているところも出てきているほどです。

 

もし大学中退者でも満足度の高い就職活動を希望するのなら、そのような人に特化した就職支援サイトを利用することは効果的な方法と言えます。就職支援サイトや転職エージェントの中には、特定の方に特化したサイトがいくつか出てきています。たとえば、非正規雇用のフリーターや、現在求職中の方でも採用してくれる案件を多数抱えているサイトもあります。大学中退者でもこのような案件であれば、採用される可能性は十分にあると言えるでしょう。気になる場合は、まずこのような就職支援サイトに登録して、実際の案件を見てみても良いかもしれません。

 

また、就職支援サイトに登録すると、キャリアコンサルタントが皆さんの就活をサポートしてくれます。大学中退者であることを理解して、そのうえで就職するにはどうすればいいかアドバイスをしてくれます。履歴書の添削や模擬面接などを行って、就活で注意すべきことをいろいろと教えてくれるはずです。そのうえで皆さんの能力や希望する職場を聞いたうえで、それに沿うような求人情報も紹介してくれます。これだけ手厚いサービスを行っていますが、ほとんどの転職エージェントが無料で利用できます。フリーターやニートの就職実績のある就職支援サイトに登録して、経験豊富なキャリアコンサルタントと一緒に就職活動を進めましょう。